こんにちは！９月に入ってから少し暑さも落ち着き、朝夕は涼しい日も増えてきましたね。

各地では台風や大雨の被害も報告されていますが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか。

最近は自然災害も多く、夏の暑さも本当に厳しいですよね。人生で長い時間を過ごすことになるお家こそ、安心して快適に住めることが何より大切だなと最近の気候を見ていると改めて感じます。

 

幸いにもCo earth根白石では水害の被害もなく、モデル棟の工事が予定通り進んでいます。

「窓の家」のモデル棟は基礎工事が完了いたしました！

 

SE構法では基礎まで構造計算しているということについて、前回のブログで詳しくお話しさせていただきました。

まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてくださいね↓

モデル棟の基礎工事が進んでいます！ – 無印良品の家 仙台北店 (nakashiro.co.jp)

 

「長く使える変えられる」というコンセプトをかかげ、住宅の耐久性や快適性を大切にしている無印良品の家。

基礎だけをとっても快適に暮らしていただくためのポイントがたくさんあります。

基礎貫通ユニットを採用することで、給排水の配管をコンクリート内に埋設させないようにしている仕様もその一つ。

 

構造躯体に影響することなく、配管の修理や点検が行えるように配慮しているため、将来の間取り変更にも柔軟に対応できるんです。

 

 

 

 

 

また、無印良品の家では「基礎断熱工法」を採用しています。

これは床下に断熱材を施工するのではなく、建物の外周に面した基礎立ち上がりに板状の断熱材を張る工法です。

 

モデルハウスを見学にいらしたお客様より時折、床下の通気はどうなっているんですか？とご質問をいただく事がありますが、外からの湿気を取り込まない仕様となっているため通気口等は設けていないんです。これによって床下結露や木材腐朽を防止する効果がある他、基礎の空間を室温や地熱の蓄熱層として利用できるため、室温の安定化にも寄与します。

夏は外気より低い温度の地熱により床は冷たく、冬は蓄熱により床の冷たさが和らぐなど、省エネ効果も期待できるんです。

 

無印良品の家では特別なオプションをつけなくても、国土交通省が定めた長期優良住宅の認定仕様を上回る性能を有しているので、やむを得ない理由（床面積75㎡未満、計画道路にかかる場合など）のある場合を除き、全棟長期優良住宅の認定を受けます。

長期優良住宅の認定制度は「質の高い住宅を手入れしながら長く使う」という考え方のもと平成21年から始まりました。

国が設定した基準をクリアすることで認定を受けることができ、各種税制面などで優遇を受けられる制度ですが、その認定基準には以下のような項目があり全てを満たす必要があります。

 

①劣化対策

数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること

②耐震性

極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること

③維持管理・更新の容易性

構造躯体に比べて耐用年数が短い設備配管について、維持管理（点検・清掃・補修・更新）を容易に行うために必要な措置が講じられていること

④省エネルギー性

必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること

⑤居住環境

良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること

⑥住戸面積

良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること

⑦維持保全計画

建築時から将来を見据えて、定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること

⑧災害配慮

自然災害による被害の発生の防止または軽減に配慮されたものであること

 

長期優良住宅の評価基準ともなる住宅性能表示評価制度には、住宅の維持管理のしやすさについての項目もあり、無印良品の家は「維持管理対策等級３（最高等級）」。さらには劣化の進行を遅らせる対策を評価する部門でも「劣化対策等級3（最高等級）」を取得。これは約７５～９０年間は長持ちし、大規模な改修工事が“不要”とされている等級です。

 

 

 

ただ頑丈に作るだけではなく、建物に住まわれる方が管理しやすいつくりであること、標準仕様でも劣化のしにくい素材を選定しているということが長く使っていただけることに繋がると考えています。

従来の「つくっては壊す」スクラップ＆ビルド型の建物よりも、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」方が長期的な目線で見るとの建物への満足度も高いのではないでしょうか。

 

 

 

さて、基礎工事が終わりこれからはいよいよ柱梁を組み上げる工程に入っていきます。

次週からはSE構法の構造体についてお届けしていきますよ～！

 

 

 

そして、現在建設中のこちらの「窓の家」にて建築現場見学会を下記日程にて開催することが決定いたしました…！

 

■開催日：9/23(土)・9/24(日)

13：00～/14：00～/15：00～

 

■物件概要
物件：３．５間×４.５間(延床面積：９９．３７㎡)
場所：宮城県仙台市
竣工：２０２３年１１月予定(建築中)

■開催場所

宮城県仙台市
仙台市営バス：バス停「根白石市民センター」より徒歩5分

 

建築現場見学会とは完成してからでは見えない建物の重要な構造部分を確認することができるイベントとなっており、木造でありながら大空間を可能にしているSE構法の骨組みや断熱等の様子をご覧いただけます。

建物の構造に興味がある方、SE構法や無印良品の家の断熱方法を詳しく知りたい方はこの機会にぜひご参加ください。

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ご予約は無印良品の家仙台北店のHPから受付中です　↓

仙台北店-モデルハウスイベントご予約の申し込み｜無印良品の家 (muji.net)

 

 

皆様のご参加をお待ちいたしております！