みなさんこんにちは。
無印良品の家仙台北店です。
根白石で建設していた「窓の家」がついに完成いたしました!
まだ家具の搬入や外構工事が進んでいる状況ですが、建物自体は無事完成し、先日見学会も開催させていただきました。
今回のブログでは建物完成までを写真とともに振り返りながら、こちらの物件について詳しくご紹介させていただければと思います!
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根白石の窓の家【物件概要】
敷地面積:173.46(52.47坪)
物件サイズ:3.5間×4.5間
延床面積:99.37㎡(30.05坪)
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対象敷地はCo earth根白石の8号地。南と東で道路に接する角地です。
宅地内道路なので住民の方しか通らない道ではありますが、適度に通行者からの視線を遮り、プライバシーを保つことができる計画が良いと考え、開口部を自由に取ることができる「窓の家」にて設計がスタートしました。
南と東に開いた土地なので、日当たりの良さを最大限生かすことはもちろん、外からの目線は植栽で適度に遮る方法を取ることで、室内の解放感も失わないよう配慮しました。また、東側の掃き出し窓からウッドデッキへ出られるよう計画されており、リビングと屋外が繋がることで多様な使い方ができるプランとなっています。
間取り決定後、いよいよ建築工事がスタートです。
2023/7/31~
基礎着工
整地と地盤改良工事が行われた後、基礎工事が始まりました。
コンクリートを打設しますので天候を見ながら作業を進めていきます。
整地が終わった状態。仮囲いをしてこれから工事が始まります。
砕石敷の上に防水シートを敷いている様子。これから基礎を作るための土台を整えていきます。
基礎の骨組みとなる鉄筋を組み、型枠を作ります。SE構法では基礎まで構造計算を行っているので、設計通りの強度が出るよう、慎重に配筋作業を進めます。この工程の後にコンクリートの打設が行われます。
コンクリート打設後一定期間養生を行い、基礎が完成します。
基礎ができた後は給排水管の設置工事です。
無印良品の家は後から点検が修理が容易な基礎貫通ユニット配管を採用しているので、基礎の上に給排水管が表しになっています。給排水管をコンクリート内に埋めないので、構造躯体に影響することも無く、将来の間取り変更にも柔軟に対応できます。
基礎の断熱もこのタイミングで行います。基礎をしっかり断熱することで床から足元が冷えてくることを防ぎます。 お家の快適性を考える上でも本当に大切な部分です。
~2023/10/14
建物工事開始~上棟~木工事完了
基礎が出来上がったら、お家の骨組みとなる柱や梁などの構造体を組み上げる作業を開始します。
SE構法で建てる建物は全て、構造計算をしているということについては以前の記事で詳しくお話しさせていただきました。
モデル棟の基礎工事が進行中!無印良品の家は全棟構造計算を行っています – 無印良品の家 仙台北店 (nakashiro.co.jp)
柱や梁などの構造部材は、構造計算を行った結果をもとにプレカット工場でカットされ納品される仕組みとなっているので、現場で加工をする必要がなく、一定の品質を確保する事ができるのです。
足場を組んだ状態です。この足場を利用して基礎の上に建物を建てていきます。
土台から、1階→2階→屋根と順番に組み上げていきます。
上棟時の様子。お家の骨組みができてきました。
室内でも大工工事が進んでいきます。この頃の室内はまだ主要な柱があるのみです。
徐々に室内の間仕切り壁を作るための造作柱やサッシを入れる枠等も組みあがっていきます。
二階の様子です。このあたりになると徐々に部屋割りの原型がが分かってきますね。ここからどんどん室内が出来上がっていきます↓
上の写真と同じアングルから取ったものです。ボードが張られ、サッシや建具が入ると一気に住宅の雰囲気になります。
1階LDK吹き抜け下です。日差しが燦燦と入ってきます。
足場の上から建物の屋根を見た様子。なかなか見ることがないアングルかと思いますが、天井裏にもこのように断熱材をしっかり施工します。
外壁にも隙間なく断熱材を張っていきます。無印良品の家は内断熱と外断熱のダブル断熱工法。この写真で見えているのは外断熱に使用している「フェノールフォーム」というボード状の断熱材です。気泡構造が細かく熱伝導率が低いので、他の断熱材と比べ同じ厚さでも高い断熱性能を誇ります。燃えにくく、火災にも強い素材です。
外壁もきれいに塗り終わりました。ここまでくれば完成までもう少し…!
2023/11/17
建物竣工
ついに完成!白い外壁が青空に映えてとてもきれいです!!
南側からの様子。窓の家の特徴、三角屋根もかわいらしい印象です。
北側からの様子。玄関ドアが見えます。これから外構工事が進み、玄関までのステップやお庭もできていく予定です。
それでは室内も見ていきましょう!
1階は玄関を入ると20畳のLDKが広がり、お風呂+洗面+トイレの水回りが北側にまとまっています。
吹き抜けに設置されているスケルトン階段から2階に上がれば、14畳の広々としたフリースペースとWIC、主寝室という構成です。
フリースペースは、後から仕切って個室を作ることもできるようにコンセントや照明のスイッチを配置しています。
こちらが1階のLDK!開口部を2面に取っており、吹抜もあるので解放感があります。
玄関からLDKに入り南側の窓を見た様子です。窓の家は枠の目立たないサッシを採用しているので、まるで壁を切り取って外を見ているように景色を遮りません。
こちらは先日の見学会時の写真。カーテンが着いています。カーテンは縦型のバーチカルブラインドを採用しているので、開けている時は枠内にすっきりと収まり目立ちません。
白いペニンシュラ型のキッチンなので、圧迫感がありません。キッチンからすぐに外に出られるよう勝手口もついており、採光も十分です。
あらかじめパントリ―スペースが設けられているので、見える場所には置きづらい食品ストックなども沢山置くことができます。
キッチンは食洗機付!作業台の所にコンセントもあるので、調理家電もスムーズに使うことができますよ。
こちらは洗面、脱衣スペースです。3畳広さがあるので、下着類やパジャマなどの収納を置いても使いやすいかもしれませんね!洗面器も置き型ですっきり見えます。
浴室は白で統一されているので清廉な印象です。魔法瓶浴槽やほっカラリ床など嬉しい機能も。
続いては2階です。
吹き抜けの下から見上げると、窓から明るい光が差し込みます。
二階に上がってすぐの場所から吹抜を見た様子です。室内窓によって吹抜とお部屋が緩やかに繋がります。
2階フリースペースです。14畳の広さがあります。個室が必要になったら壁や建具で仕切ることもできます。
フリースペースの東側です。個室が必要になったら壁や建具で仕切ることもできるよう計画しています。窓が沢山あるので、個室にしても圧迫感なくお使いいただけそうです。
北側の窓からは泉ヶ岳も見えます。見学会を行ったときはちょうど木々の紅葉が美しい季節でした。
各お部屋からアクセスできる位置にウォークインクローゼットも設けています。ここに荷物を集約すればお部屋もすっきり使うことができますね。
こちらは寝室です。建具で仕切られているので、全開にすればスリースペースと一体的にお使いいただく事も出来ます。右手に見える勝手口はバルコニーへ続いています。
バルコニーからの眺め。インナーバルコニーなので半屋外の仕様となっており、程よく雨風を防いでくれます。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した「窓の家」はその名の通り「窓」と人の暮らしに向き合って生まれた商品です。
外側に面した窓は風景と、内側に開けた窓は家族とのつながりを生み、暮らしに豊かさをもたらします。
一歩室内に入れば明るく気持ちの良い空間が広がっていますので、ぜひ皆様も一度現地でご体感いただければと思います。
こちらの物件ですが、来月の12/23(土)12/24(日)にて見学会を開催させていただく事となりました!
こちらの「窓の家」と、もう一棟同じ宅地内で建築している「木の家」を2棟同時にご覧いただけるイベントとなっております。
こちらの記事でご紹介した写真は家具の入っていない状態でしたが、12月の見学会では家具入りの状態でご見学いただけますので、より空間のイメージが付きやすいと思います!
実際に見てみたいと思っていただいた方は下記URLよりご予約下さい↓
〇「木の家」&「窓の家」2棟同時見学会 - 12/23(土)12/24(日)開催
https://ie.muji.net/modelhouse/event_top.php?e=13704&_gl=1*oqn8gq*_ga*MTM4NDI2ODE0MS4xNjM0Mjc0MDE0*_ga_TPT0BE1P3G*MTcwMTA3NDM1OS40MTIuMS4xNzAxMDc0MzYzLjU2LjAuMA..
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