皆さんこんにちは。
無印良品の家仙台北店です。
毎日寒い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
2025年に入ってから1~2月は仙台市内でも何度か雪が降りましたね。
「Coearth根白石」のある仙台市泉区根白石では、1/11(土)には6㎝ほどの積雪がありました。
前日から降り続いた雪の影響で、今年初のまとまった量の積雪となりました。
雪が降ると交通の面など何かと大変ですが、真っ白な雪景色は冬らしくて綺麗ですよね。
Coearth根白石周辺の風景。いつもは田んぼが広がっていますが、この日は白銀の世界に。
さて、前回の記事から「温熱シミュレーション」の内容についての検証結果をお届けしています。
「温熱シミュレーション」とは無印良品の家でプランニングの段階からお出ししている住環境についてのシミュレーションで、断熱性能、室温、空調にかかる電気代、日射や通風など住まいの快適さに関わることについて、具体的な数値で算出するものです。
冷暖房費の電気代シミュレーションについては、実際に無印良品の家に住んでいるお施主様邸の電気代とシミュレーションの金額を比較した結果、ほとんど想定している通りの電気代となっていることが分かりました。
前回の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひこちら↓からご覧ください!
そこで、今回の記事では同じく「温熱シミュレーション」の中で予測している、「冬の自然室温」と「日射」について実際の建物と比較しながら見て行こうと思います!
こちらのグラフはCoearth根白石に建つ「窓の家」の室温シミュレーションです。
赤いラインが「窓の家」の室温。青いラインが外気温を示しています。
外気温は日の出とともに徐々に上がっていき、日没とともに下がり始めるのですが、こちらの窓の家では暖房を付けなくとも室内の温度が常に外気よりも6~7℃高くなる予測となっています。
室温の計測を行った日(2025年1月11日)の仙台市泉区は、最高気温6℃、最低気温は-2℃でしたので、シミュレーションで設定している外気温と近い条件となっています。
Coearth根白石の2つの物件は年末年始クローズしていたので、3週間以上空調を入れていません。
通常であればかなり冷え切っていそうですが、はたして暖房をつけていない「窓の家」はどのくらいの室温なのでしょうか。
窓の家のLDKに置いていた温湿度計の値。
こちらの写真を撮影した、午前9時40分の時点で室温は8.1℃でした。
シミュレーションのグラフを見ると午前9時台の室温は8~9℃となっていますので、概ね予測通りと言えるのではないでしょうか。
それでは、同じくCoearth根白石に建つ「木の家」の方はどうでしょう?
1/11の「木の家」。南側の窓面積は「窓の家」より多いですが…
「木の家」のシミュレーション結果がこちら。
木の家は日差しを取り入れて快適に暮らすパッシブデザインという考え方で設計されているため
日射が得られる日の出からの室温上昇率は窓の家よりも高くなっていますね。
午前10時57分に撮影した温度計の写真がこちらになります。
反射で少し見ずらいですが、14.7℃という結果でした。
木の家、1階LDKに設置している温湿度計。
シミュレ―ションを見ると11時の予測室温は14~15℃となっているので、こちらも±1℃以内。
予測通りの室温となっています!
室温については木の家、窓の家ともに実際の室温とシミュレーションの数値はかなり近い結果ということが分かりました。
続いて、日射のシミュレーションを見ていきましょう。
無印良品の家では、家を建てる前に夏(夏至)と冬(冬至)の日射を必ずチェックしています。
特に「木の家」はパッシブデザインの考えを取り入れ設計しているため、冬はたくさん日差しを取り入れ、夏場は直射日光を遮ることが大切になってきます。
Coearth根白石の木の家と窓の家で行った日射シミュレーションの結果がこちら↓
「窓の家」日射シミュレーション
「木の家」日射シミュレーション
どちらも、南の方角からたくさん日差しが差し込んでいるのが分かりますね。
俯瞰で見ているだけでは少し分かりづらいので実際の写真とシミュレーションのパースCGを比べてみましょう。
まずは「窓の家」から
窓の家は南と東に大きい窓が一つずつあります。
実際の窓の家LDKの写真。撮影時刻は午前9時41分
↓
窓の家、午前9時40分の日射シミュレーション
続いて木の家も見てみましょう!
木の家の南側壁面。大きな窓がありますが、庇が深くかかっているので夏は直射日光が入らない作り。
吹き抜けから1階LDKを見下ろす写真と比べてみると…
実際の写真 撮影したのは午前11時
↓
木の家午前11時の日射シミュレーション
同じ角度のCGパースと比べると、日差しの入る角度や奥行までが高い精度で再現できていることが分かりました。
Coearth根白石は新しい造成地ですので南側に日差しを遮るような高い建物はありませんが、新築を検討する場合周囲に何らかの建物が建っていることがほとんどだと思います。
そういった場合でも日差しの入り方を的確に想定することができれば、プランニングの段階から窓の位置や大きさを工夫することで、住み始めてからも満足度の高い家づくりができるのです。
窓の家の吹抜部のピクチャーウィンドウ。ベランダのついていない東の窓から1階のLDKまで明るい日光が差し込む。
前回の投稿から2回にわたって、温熱シミュレーションについての記事をお届けいたしました。
新しい住まいを検討する際に、「断熱性の高い暖かいお家がいい」「電気代が抑えられる省エネルギーな家がいい」というのは今や皆さんが望まれる事だと思います。
しかし住まいの快適さは断熱性能の値のみでは決まりません。
モデルハウスで家づくりのご相談を受けていると、単純な暑さ寒さの問題だけではなく、リビングの暗さ、窓ガラスの結露や部屋の湿気、部屋ごとの温度差など様々なお住まいについてのお悩みをお聞きします。
人が心地よいと感じる空間には様々な要因がありますが、無印良品の家では通風や日射、建物一棟一棟の敷地の条件や気候、家のかたち、さらには生活スタイルによる室温や年間の冷暖房エネルギー(コスト)を建てる前に「見える化」することで、経験や勘だけに頼らない快適な家づくりが実現できると考えています。
今後も「より少ないエネルギーでより快適な空間」を実現していくために、温熱シミュレーションによるパッシブデザインの住まいをご提案し続けていきます。
ご興味を持っていただいた方は、ぜひ最寄りの無印良品の家モデルハウスにて心地よさをご体感ください。
ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました。
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