BLOG 分譲住宅の施工日誌

もしもの時にも安心な地震に強い家とは?

みなさんこんにちは無印良品の家仙台北店です。

7月に入り夏本番!毎日暑い日が続いていますね。

夏は海やキャンプなどレジャーに出かける機会も増えますが、台風や集中豪雨などの災害も起こりやすいシーズンです。

 

 

仙台北店では7/5(土)~7/6(日)、イオンモール名取店にて開催された無印良品の防災イベント「いつものもしもキャラバン」に参加いたしました。

 

いつものもしもキャラバンは「地域とつながる・楽しく学べる」をコンセプトに、子どもから大人まで楽しく防災を学ぶことができる、地域全体の防災力が向上することを目指した地域一体型のイベントです。こちらのイベント、なんと東北での開催は今回が初!

 

仙台北店では耐震性の高い住宅を建てる大切さ、無印良品の家は大地震でも倒壊0であること等を紹介するブースを出展し、多くの方に無印良品の家を知っていただける機会となりました。

 

 

 

 

 

みなさんはお家に防災グッズは揃えられていますでしょうか?

無印良品が提唱している防災への考え方「いつものもしも」は”もしも”の時のための備えを、”いつも”の日常に取り入れることで、普段から災害に備えようというものです。

例えば、無印良品の防災用品は普段お部屋に置いていてもなじむデザイン。日常使いもできる物にすることでいざというときに手元に無いということを防ぎます。

 

モデルハウスに置いている防災グッズを少しご紹介すると…

 

左から折りたためるヘルメット、家庭用消火器、防災スリッパかかと着き。すべて落ち着いた色合いで作られています。

 

ヘルメットをかぶった様子。色々な人が使えるよう、サイズ調整がしやすくなっています。

 

 

特別なことをするわけではなく、非常食も保存期間の長い日常から食べられるものをストックすることや、非常時の避難先、連絡初段について知る事等、全てがいざという時への備えとなります。

こうして普段の生活の中に防災の工夫を組み込むことで、いざというとき少しでも安心できるできるのではないでしょうか。

 

無印良品の「いつものもしも 備えるセット」A4サイズくらいのボックスファイル形で収納場所にも困りません。目につくところに置いておいても気にならない見た目です。

 

 

備えるセットの中身はこんなかんじ!キャンドルやヘッドライト、携帯トイレなどがコンパクトにまとまっています。

 

 

 

日常からの備えが大事なのは住まいも一緒。長い時間を過ごす住宅こそ、どこよりも安全であるべきというのが無印良品の家の考え方です。

今年の1月に起きた、能登半島沖地震で今のお家の耐震性について不安になった方も多いのではないでしょうか。

今回は震災時に本当に安心できるお家とは何かについて考えていきたいと思います。

 

 

 

マグニチュード6以上の地震の11.9%が日本で起こっています。

 

 

 

日本は地震大国という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

上の図はマグニチュード6以上の震源の分布を地図に表示したもの。日本があるあたりは特に点が集中しているのがお分かりいただけると思います。

大陸プレートの境界で地震はおこるので、どうしても地震が起こる場所は集中してしまうのです。

 

また、地震はいつ起こるか分からない自然災害であり、目に見える予兆もありません。

地震予測の技術は進歩していますが、早い段階から正確に予測することはまだ不可能であるのが現状です。

1995年、午前5時46分に発生した阪神淡路大震災では、まだ寝ている人が多い時間帯だったこともあり、死亡者の7割が建物の下敷きになったことによる圧死・窒息で亡くなりました。

地震が起こったとき、すぐに逃げられる状況とは限りません。

では、地震に強い住宅をどうやって選べばいいのでしょうか?

 

 

 

 

「耐震等級」という言葉は普段あまり聞き馴染みがないかと思います。

今の制度では建物の耐震性はその強度によって3つの等級に分けられています。

耐震等級1というのは建築基準法で定められた、最低限クリアしなければいけない基準。

震度6~7程度の揺れでも倒壊しないこと、震度5程度の揺れで損傷しないことが求められます。

 

この耐震等級1を基準として、耐震等級2→耐震等級3とレベルが上がるごとに基準値の1.25倍、1.5倍…というように建物の強度が増していくのです。

「震度6~7の揺れでも倒壊しない」というと耐震等級1でも十分だと考える方も多いかもしれません。

確かにその強度があれば、大地震の際に命は守られるかもしれませんが、住宅は住んでいる方の大切な資産でもあります。

 

 

下の表は、熊本地震の際の住宅の被害状況を耐震性ごとに並べたものです。

 

 

 

熊本地震は震度7の揺れが立て続けに二回起こるという、予想外の揺れ方でした。

1回目の揺れで損傷を受けた建物が、2回目で壊れてしまうというケースが多く、特に旧耐震基準の住宅に著しい被害が見られました。

最新の耐震性能を備えている家でも19棟は倒壊や大規模半壊、耐震等級2の住宅でも倒壊してしまう建物があった中、耐震等級3の住宅はほとんどが無被害。

一部に軽微な損壊が見られた程度となりました。

 

 

 

日本における耐震基準の変遷。熊本型住宅生産連合会の資料より抜粋

 

 

住宅に求められる耐震基準は大きな震災が起こるたびに高くなっていますが、その基準で作っている住宅でも完全に倒壊を免れることができません。

住宅が倒壊や大規模半壊してしまうと、修繕してもその建物に住み続けることは困難です。

避難所での生活が長引けば困憊するだけでなく、住み替えられたとしても住宅ローンが残ってダブルローンを抱えてしまうケースも起こりかねません。

 

国で定めている耐震性以上の住宅を建てることは、建て主の決定にゆだねられています。

ですが、住む方の命と、生活、資産を守っていくためには「耐震等級3」という選択は非常に有効です。

これから新築で住宅を建てる方にはこれから建てる家の耐震等級について、ぜひ目を向けていただければと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/27(土)・7/28(日)にて平屋建築をご検討中の方へ向けた相談会を開催いたします。

建築場所が決まっていない方でも参考にしていただける内容となっておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

詳細情報はこちらからどうぞ↓

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